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いろは。

手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

スケッチブック _Androidは痛みを感じるか?

 クジャクですらあんなに異性へのアピールがうまいのに、人間様である私にそれができぬはずがない。

 

 けれど、自分ですら持て余す性の知識、ピンクインテリジェンス。

 コト(子づくり行為)の事後に逆立ちすると妊娠しやすくなる、コーラで洗えば妊娠しないといった間違った知識を披露する堀くんの間違いを指摘して、正しい知識を伝授した正義感。

 それらが何のアピールになるのか、私には皆目見当もつかない。クジャク以下の魅力しかない私は、貝になりたかった。

 

 

ノート代わりのスケッチブック

 冒頭のような悩みから、仕事のこと、どこで活用すればいいのかわからないアイデアなど、すべてをメモしているのがこちらのスケッチブック。

 

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 ダイソーに売ってあり、当然のことながら100円の商品です。180枚綴りの圧倒的なボリュームで、サイズはハガキと同じくらい。

 コスパがいいので、いろんなアイデアの下書き・メモから書き殴りまでさまざまです。ダイソーはだいたいどこにでもあるし、補充も簡単なので、とにかく書く・書く・書く。

 

 メモやスマホのテキスト、記事のスクラップなどいろんな情報の入り口がありますが、すべての情報は入口の次にこのスケッチブックを通ります。そういう流れをつくっておくことで、情報が行方不明などになったときに、このスケッチブックを調べれば分かるようになっています。

 

 かつて、別名義などまで網羅したお気に入りAV女優大全を作成していたのですが、そのリストがどこへいってしまったか行方不明に。あんなもの流出したら、おそらく3親等くらいの親戚にまで広められ、嘲笑されるに違いありません。プチWikiリークスですが、ひとひとり首くくるくらいの破壊力があるパーソナルデータなのです。これほどまでに濃縮されたライフログが他にあろうか。

 

 しかし、あわてない。そんなときもこのスケッチブックをめくっていけば、必ずあるのです。そして、私が探していたものもありました。ええ、あったんです。それはもう、下書きだとかアイデアだとかちんけなレベルじゃなくて、スケッチブックに鎮座してました。ピンクのリストが。もはや、移植といっても遜色のないレベルで書き込まれて、そこからEvernoteとというワールドワイドな世界へ旅立っていました。

 

 

 

 ペンを動かして考えるということ

  もちろん一人酒池肉林を盛大に開催するばかりでなく、仕事のことで考えなきゃならないこともたくさんあります。どんなスタート地点からビジネスフォーマルスタートを切っても、気づけば思考が風俗エリアにたたずんでいるのは、私が純粋だからでしょうか。

 

 いえ、これは考え方が悪かったのです。マンガ「DEATH NOTE」のキラを追う、世界最強の名探偵L(エル)。彼は椅子に両足を載せ、かがみこむように座っているときが一番推理力を発揮できるようなことを言っていました。

 

 しかし、そんなことを現実にやろうものならたちどころに黒歴史パティシエと化して、数年後には転がり回りながら過去の自分を参勤交代させたいような心境に陥ることでしょう。

 

 それにそもそも、かのような体勢で考えても人間の思考は活性化しません。何かを考えるときには、ひたすら手を動かす。紙の上でペンを走らせるのが一番なのです。

 

 例えば。私の仕事柄の例になるので、アレなのですが、

人工知能を持ったロボットが、人間を拷問するなど国際人道法をおかした場合、その責任はだれがとるべきか」という問題を考えます。

 

 ペンも紙ももたずに考えると、「法をロボットがおかすってレイプでもするのか?」、「人工知能うんぬんよりもそのロボットは日本のドールような麗しい外見なのか、アメリカ産みたいな筋骨隆々の体躯なのか」、とか、おおよそ問題から果てしなく離れて、むしろ手遅れなところからのスタートとなってしまいます。

 

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 これが、紙に書いて整理すると、ロボット自身、AIのプログラマー、部隊の隊長といった具体的な取り巻く人々とその相関が結ばれます。

 そうすると、誰に責任があるのか分からない。分からないということは三者とも甲乙つけがたい責任が生じるという見方もありますし、三者のトライアングルを内包して責任をとる上の職位を創設するなど、いろんな考えがでてきます。

 

 もし、三者に責任があるとした場合、ロボットにはどんな罰がふさわしいのでしょうか。人間は失うものがたくさんあるのに、ロボットは特に何もないように思います。そこでひとつの問いにたどり着きます。

 

Androidは痛みを感じるか?」

 

 これで考え方の土台が見えたので、あとは資料や文献を洗って付け加え、まとめていくことになります。

 紙とえんぴつがあれば、思考は輪郭を与えられ、それによってどんどん発展していきます。常に紙とえんぴつは持ち歩くべきなのです。

 

 そのような意味で、安価で大量の紙を持ち運べるこのスケッチブックは、とてもおすすめです。

 

 ただ、紙とペンを使ったからといって必ずしも正解や真実にたどり着けるとは限りません。ときに「だから、何?」と自分をはっ倒したくなるような素敵な結論だっりします。

 幸せな人生を送るには?という問いに対し、緻密な計算で人生を見積もり、「5億円あればいい」という、そんなの分かり切ってんだよと、自分の生きる意味を見失ってしまいそうな結論だったりもします。

 

 いいものからとんでもないものまで、システム手帳なのか、職場のスケジューラーなのか、Evernoteなのか。すべての情報を適切に振り分けでくれるチェッカーとして、とても優秀なスケッチブックなのでした。