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いろは。

手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

システム手帳論考2_【バインダーの選び方】

前回の記事はこちら

salsa.hatenablog.jp

 

 先日、ドエラい風俗街に迷い込んでしまったため、思わず記念写真を撮ってFacebookにアップしました。そしたら客引きのお兄さんが写っていまして顔認識からタグ付けを勧められました。勧められても赤の他人ですので、とりあえず弟をタグ付けしました。

 

 またベビーザラスでおむつを買い物したときのこと。私のメールに、商品をレビューしてみませんか?とかいうメールが来まして、何も私が使うわけでもないのにレビューできるか!と怒りのメールキャプチャをFacebookに上げますと、こんどはおむつのモデルの赤ちゃんの顔にタグ付けを要求されました。仕方ないので弟をタグ付けしました。

 

 「選択」というのは非常に重要で、私たちは常に何らかの選択を重ねて生きています。私も肉親ということに安心して。

 かつて、「あんまり彼女にのぼせあがるな!」と説教したところ、「大丈夫、ぜんぜんのぼせてない。この前なんか風俗でお金払いながら彼女に電話して『愛してる』とか言いまくったくらい冷静だ」とわけのわからないことをのたまう弟の豪胆さに安心して。

 それらに後押しされて弟をタグ付けしたのですが、Facebookのタグ付けとは恐ろしいもので、ありとあらゆる方向にわけのわからない情報が拡散していきました。選択は常に慎重に。

 

 今回は、前回の記事を読んで、システム手帳の沼に片足突っ込んでそうな人たちを対象にした「システム手帳バインダーの選び方」を解説したいと思います。長く付き合う相手を選ぶわけですので、慎重に慎重に、それでいて金には糸目をつけず大胆にいきましょう。

 

バインダー選びのポイント

 バインダー選びには、定型的な順序があります。優先順位は、

  サイズ>リング径>留め具>ペンホルダー>その他

です。気にしなければ留め具やペンホルダーは無視して構いませんが、サイズとリング径だけは絶対に抑えるようにしましょう。

  また、ほとんどのポイントについて、最後は自分に合わせて選びましょう、と結論をブン投げています。

 

 システム手帳に限らず、手帳全般「これが正しい」という正解はありません。人それぞれに最適解があり、それは使い手自身でしか見つけ出すことができません。私がお伝えできるのは、こういうことに注意しましょうということまでなのです。

 

 システム手帳のバインダー選びは、最初にして最大の悩みどころです。しかし、これを乗り越えればあとはシステム手帳を弄び放題になりますので、がんばりましょう!

 

サイズ

 サイズは重要です。自分の用途にもよりますし、どのように持ち運ぶかにも影響してきます。まずはこれを決めなければはじまりません。主なサイズを下にまとめました。

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 サイズは大きくなればなるほど、頑丈な造りになって重くなっていきます。ここで留意したいポイントをみてみましょう。

 

 まず、一番普及しているのはバイブルサイズです。書き込める容量、サイズの携帯性などで一番とり回ししやすいサイズになっています。そのため、市販されているリフィルのラインナップも豊富というのが大きなポイントです。

 また自分の理想のリフィルを自作するというこれまた深い沼があるのですが、PCのプリンターが認識する不定形サイズとして、バイブルサイズ以上を意識するといいでしょう。ミニ6穴あたりから、リフィルを印刷に巻き込んでくれなくなります。穴さえあければあまり何でも綴じることはできるのですが、それは運用の話ですので後に譲ります。

 

 私自身が使っているのは、バイブル、ミニ6穴、ミニ5穴です。A5サイズは、それもうルーズリーフでいいじゃん、となってしまい使ったことがありません。

 

 サイズの目安はあくまでもリフィルのサイズですので、バインダー自体はそれよりもだいぶ余裕をもって造られています。逆に、余裕を排したジャストサイズという形もあります。また、NOXというメーカーではオリジナルの「ナロー」というサイズを出しています。オリジナルサイズですので、リフィルのラインナップは成仏状態です。

 

 実際に目で見て、自分が取扱い安いサイズを選びましょう。ただ何をどう綴じ込んでいくか分からないので、ノートのようにあとからなんでも追加できるよう、ある程度の余裕をみておくことをお勧めします。

 また、ほぼ日やジブン手帳などを解体してシステム手帳化する場合、綴じ手帳をバインダーに挟み込む場合などは、サイズを無視できません。そのようなことを考える場合、大きめのものを選ぶといいでしょう。

 

 女性との交際においては、「胸はえぐれてなければOK!」という器の広い私でも、システム手帳のサイズは吟味しました。なんか穴、穴、穴ばかり打っていて、とうとう「穴」という字が、女性のスカートを下から覗いているようなアングルに見えてきて、でも大事なところが空白だ!とかわけのわからない怒りに打ち震えています。

 

 

リング径

 これはバインダーのリングの大きさを意味します。このリング径が大きければ大きいほど、たくさんのリフィルを綴じ込むことができます。目安は以下の通りです。

 

  • 25mm 約200枚
  • 20mm 約180枚
  • 11mm 約  65枚
  •   8mm 約  55枚

 

 リング径は、そのままシステム手帳の容量になります。大きければ大きいに越したことはありません。しかし、そのときにはシステム手帳が敬遠される「リングが邪魔」ということにもなってきます。これは運用で解決することもできますが、用途によって使い分けるといいでしょう。

 

 私はメインの母艦となるシステム手帳はそれなりの大きさのリング径を使っています。仕様が不明のため自分で測ったところ、20mmのリング径でした。

 

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▲(IL BISONTEシステム手帳)メインのシステム手帳バインダー。リングは開いたところ。用紙リフィルだけでなく、チケットホルダーや名刺ケースなども考えて少し余裕をもったツールボックスにしたいところ。

 

 けれど、名刺ケースにしているミニ5穴はリング径は11mmしかありません。これは名刺交換する際にその人の趣味や話題など名刺からは読み取れない情報、そのときの状況なんかをメモするためのものです。なのでそこまで容量を必要としません。

 

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▲(Ashford システム手帳マイクロ5穴ローファー)用紙リフィルよりも、保存できる名刺の容量重視。

 

 このサイズとリング径が重要なのは、運用にも大きくかかわる相関関係があるからです。つまり、

■サイズを大きくしてリング径を小さくする

■リング径を大きくしてサイズをコンパクトにする

■サイズもリングもでかくして鬼のように盛る

といった選択肢がでてきます。

 

 自分のライフスタイルにあわせて選びましょう。ただし、システム手帳の原則として、やっぱり少しは余裕を持たせておいたほうがよいと思います。男も手帳も器は大きいに越したことはありません。大は小を兼ねるとも言いますし、たとえ分不相応でも特大サイズのサガミ製品を買うのと一緒です。いや、違うか。

 

 

留め具

 さて、ここまで苦悩しながら決めてきた方はお疲れ様でした。ここからの選択は、好みが大きく左右する、比較的マイルドな検討ポイントになります。まずは留め具について。

 留め具は大きくわけて、1.ベルト式 2.スナップボタン式 3.なし 4.その他といった形に分かれます。

 

 一番のおすすめはベルト式です。

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日本能率協会 JMAMの商品ページより引用

https://jmam.jp/techo/products/detail.php?product_id=3986#

 

 ベルト式の留め具は、システム手帳の中でもメジャーな留め具です。なぜおすすめがこのタイプかと言うと、

ベルトの遊びが長ければ長いほど、リング径の限界を超えられる。

 スナップボタンの留め具はかっちりと、バインダーそれ自体の幅の限界をつくります。逆に中身がすかすかな状態でも幅は変わらないのでがばがばです。常に最適な内容量で使わないと気持ちが悪い。

 一方、ベルト式の場合はゆるゆると太っても遊びが短くなっていくだけで、自分で調節ができます。

 

 その論理で行くと留め具なんて無い方がいいのではと思われるかもしれません。けれど、大事な情報が詰まっているのに。いつでもどこでもだれにでもガバっと開くような無節操尻軽システム手帳に魅力を感じないのかもしれません。

 

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▲Davinci ポケットサイズシステム手帳。読書メモ・ノート用のミニ6穴ジャストサイズ。本を読んでるときに開くので、留め具がないものを使用。

 

とはいえ、読書ノートとして使っているシステム手帳は、電車の中でもさっと開いてメモできるよう、留め具が無いものを使ってるんですけどね。あえて留め具なしのものを使い、お気に入りのゴムバンドで留める、なんていう自由な使い方ができるのがシステム手帳の楽しいところ。

 中には紐でぐるぐる巻いて留めるようなものもあります。カタログを眺めると、もっと違った形があるかもしれません。ライフスタイルに合わせて選びましょう。

 

ペンホルダー

 ペンホルダーは、それこそ好みです。好きな物使えばよろしいと思います。ただ、あまりハードに使うようであれば、革、すなわちバインダーそのものを痛めることになるので悩ましいところです。

 

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 入らないときは引っ込ませておき、使うときはずるずると引き出すタイプ。クリップをひっかけて使っていると、やがて革が痛んで破れてきたこともあります。合皮だったからかな?

 

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  こちらはメインのシステム手帳のペンシルホルダー。シンプルに切れ込みが入れてあるだけです。

 ペンシル、なので鉛筆が入る程度のサイズ。万年筆は入らないし、そもそもペンで容量を圧迫したくないのでこちらも使っていません。

 ほぼ日で有名なバタフライストッパーは、いまのところシステム手帳バインダーでは見たことがありません。おそらく、サイズ的にバインダーの表紙と裏表紙をペンで差し留めるのは無理があるのでしょう。

 

 このホルダーは本当に好みで決めてしまって構わないポイントです。むしろ心配すべきは、知らない間におもらししちゃってる可能性がある万年筆。私はそれで一度だめにしているので、極力ホルダーは使わないというだけです。

 

 その他

 その他は、主にあなたのフィーリングです。好きな色がいいのか、好きなブランドがいいのか、悩みに悩んでバインダーを決めましょう。

 革の色や質感のエイジング(経年変化)を楽しみたいならヌメ革です。時間の変化が分かるので相棒としてはおすすめ。でも個性的なカラーバリエーションもあります。

 

 ただ、全てをシステムに集約するという使い方の人の場合は、フォーマルでも問題なく出せるようなものを選びましょう。プライベートでフォーマルな手帳使ってても問題ないですが、ビジネスの場で男女がくんずほぐれつしてるようなイラストでコラージュした手帳を取り出すと首が飛びます。

 そういうコアな趣味は、システム手帳の中のひとつのインデックスにまとめておいて、仕事中にこっそり癒されればよいのです。

 

 いろんなメーカーのいろんなバインダーがあります。バインダーさえ決まれば、あとはフリーダムな世界へ飛び立てます。

 ぜひ、カタログでも眺めて、悔いのないバインダー選びをしてください。

 

以上でバインダーの選び方、ポイントを終わります。

 

次回「システム手帳論考3」では、迷ったらとりあえずこれを突っ込んどけ!というリフィルなどをまとめようと思います。あくまで予定ですが。。。