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システム手帳論考6_【使い方の一例:私の場合】

 さて、数回に分けてお送りしてきたシステム手帳論考、いかがでしたでしょうか?システム手帳というとっつきにくいものについて、ひたすら書き殴ってきました。書き殴り過ぎてもはや原形をとどめておらず、ボカシ処理でもしなきゃ公開できないのではないか、と悩んだ時もありました。頭隠して性器隠さず。むしろ隠さないどころか、全面に押し出す姿勢を崩さないまま、このシリーズもクライマックスを迎えつつあります。

 

 今回は予定を変更して、私の今の、メインシステム手帳の使い方を紹介したいと思います。

 あくまで一例ってこと

 何度も何度もリトマス試験紙が激しく変色しそうなくらい口を酸っぱくして言ってきましたが、手帳の使い方に「正解」はありません。日本人は教育からの影響なのか、形ある固有の正解を求める傾向にあります。しかし、実際には形のない、または正解が存在するのかどうかすら分からない問題がたくさんあります。

 

 行きつけのコンビニエンスで、帰りがけにいつもバッティングする若いお姉ちゃんがいるのですが、もしかして私がいやらしい目で見てると思っているかもしれない。レジにかこつけて、若い女の子の匂いを嗅ごうとしてるんじゃないか?とか疑われているかもしれない。よく聞くように「ロリコンBIGチョコ野郎」とか店員さんの間で熱いあだ名をつけられているかもしれない。リスカ製のスーパーBIGチョコ、すごくおいしいですよね。

 

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▲メンヘラな名前の会社ですが、この製品はほんとに神の与えたもうお菓子だと思う。残念なのは糖尿病の神様からの与えられているという点か。

 

 ただ、私もそんな汚名を甘んじて受け入れるほど誇りを捨ててはいません。これはバシっと自分の態度を示して、「若い女目あてでコンビニを頻繁に訪れれる野郎」というイメージを根本から覆して、払拭しなければならない。

 そこで私は昨日、レジにて『密会 五十路妻』なる雑誌を叩きつけた。正確には、そんな事態は避けようともう一つの男性レジの方に並んでいたのだが、なんかヘルプに来た。男の店員さんにとってはヘルプかもしれないけど、私からすればデビル以外の何者でもなかった。しかもですね、「ドがつくほどのエロスは五十歳から…」とか、余韻をひくようなコピーが表紙に踊り狂っていまして、しかもそれを真っ白の袋に詰められました。ツナサラダとともに。

 圧倒的に透ける有害図書、それを従えて徒歩帰宅をせざるを得ない自分。室町時代のどっかからか迷い込んだ野武士の空気でしたよ。ほんと何が正解かなんてわからない。

 

 盛大に話が脱線しましたが、あくまで一例として参考にしてください。こう使いなさい、こう使うのが正解です、というひとは、頭がパープリンな人です。評論家もソムリエもプランナーも正解なんて知りません。自分に合いそうな、都合がよさそうな、便利そうなところだけを参考にして大いに部分的にでもまるごとでもパクってください。システム手帳ユーザーが増え、いい使い方があったときは、また私もパクらせていただきますゆえ。

 

まず全てをIN_BOXに放り込む

 これを大原則にしています。これはなんでもいいのですが、スケッチブックが一番気軽に使えますね。

 

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 まずはここに全部放り込んで情報の取捨選択をします。大事な情報は内容を補足したり、展開したり、比べてみたり。スケッチブックに放り込んだ時点では「いらない情報かな…」と思っていても、不意に必要になったりもします。そのときは、最悪このスケッチブックを見返せば分かるようになっています。表には使用していた期間などを書き込んでおくと後から便利です。

 

他のアンテナ

 とはいえ、いつでもどこでもスケッチブックを取り出して書けるとは限りません。むしろ落ち着いているときでないと、スケッチブックの取り回しは負担になります。そこで普段は、携帯しているメモなども活用します。

 私の場合は『BLOCK RHODIA No.11』を愛用しています。

 

 一冊200円程度で、大きさも胸ポケットにすっぽり入り、使いやすい。かといって小さいわけではなく、メモの走り書きやスケッチには十分です。きれいに破りとれるのもRHODIAの大きな特徴です。

 システム手帳はカバンには放り込んでおきますが、あまり頻繁に出し入れはしません。おちついて情報整理できるときや暇なときに開くくらい。

 

 日常の中ではRHODIAのブロックメモとスケッチブックでほとんど事足ります。なにかアイデアをひねりださないといけないときなどは、クロッキー帳でのびのびとらくがきしながら、なにかのアイデアが舞い降りるのを待っています。

 

 

 クロッキー帳は青よりも、こちらの赤、つまりクリーム紙の方が万年筆は使いやすいので、こちらを使っています。

 

 スケッチブック、RHODIAブロックメモ、クロッキー帳を使って、情報の展開、整理、補足、検討を加えた上でシステム手帳へ収納するのです。では、いよいよシステム手帳の方を見てみましょう。

 

システム手帳

メモクリップ

 トラベラーズノートのアクセサリ、ペンホルダーの革を思い切ってブチィ!!と引き抜いて、メモクリップとして使っています。

 メモは溜まるし、少し時間を置かないと必要になりそうかどうか判断つきかねますので、書いたものをクリップで留めています。

 

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  必要なときは、あとでメモから整理して、システム手帳に収納します。

 

フセンノートエリア

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 リフィルガイドはリングを圧迫するので、私は手帳に付属していた表紙・裏表紙リフィルをパウチで加工してリフィルガイドの役割りをさせています。

 特に裏表紙のガイドはフセンノートエリアとして使っています。

 

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 表表紙の裏はプリクラ帳の台紙として使っています。ボーリングで負けたチームは罰ゲームで一人プリクラとか撮らせたり、撮ったりするんです。意外と笑

 左側にあるのは定規代わりのリフィルガイドでしおりの役割りも果たします。私の場合、綴じ手帳を挟み込んでいてスケジュールリフィルは使っていません。TODAYの意味は死んでしまいますが、定規として使うと便利なので使っています。

 

スクラップ

 スクラップは何回も見返したいような記事だけにしています。貼ってよし、ルーズリーフに印刷してよし、雑誌から破いて穴開けてもよし。リングの穴を補強するシールさえあれば体外なんでもいけますって。

 

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▲雑誌の手帳特集で偶然みつけた、同じシステム手帳を使用している人の記事。スキャナで取込み、無地ルーズリーフにプリントして折りたたんでいます。ルーズリーフは最初から穴だらけなので、補強シールを貼ってリングに通しています。

 

 

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▲英単語帳の使い込みが琴線に触れたのでペタペタ貼ってスクラップ。

 

ノート

 読んだ本の書き抜きから、ビジネス書のノウハウまとめまで幅広く使えるノート。特に一枚もしくは見開き二枚のリフィルにエッセンスを詰め込む過程では、厳しく情報を取捨選択するし、要約の練習にもなるのでおすすめ。

 

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 スケッチブックが読書ノートのような役割をしており、そこから最も重要でクリティカルな情報だけをリフィルにまとめます。迷ったら手帳みれば、大体解決できそうな気がします。他にもフレームワーク一覧、連絡先リスト、パワポ資料の作り方、プレゼンのチェックリスト、お気に入りAV女優リストなどなども。うぇ、、最低。

 

世界地図

 世界地図は何度か記事にも登場していますが、国際的なニュースがあったときなどに場所をチェックして、ニュースの内容を書き込んでいます。リオ五輪が盛り上がりましたが、リオがブラジルのどこらへんにあるかなんて気にもしたことなかったです。

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 また、今はジュール・ベルヌ『海底2万マイル』を読み進めながら、ノーチラス号の軌跡を少しずつ書き込んでいます。

 海外によく行く人なんかは、滞在ログとかとれたりおもしろそうですね!

 

インデックス

 システム手帳で「分類・整理」という意味では必須になると思われるインデックス。私は付属しいたものを使っていますが、インデックスもリフィルとして販売されていますし、自作もできます。

 お好みのものを使えばよいでしょう。

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 ただし、インデックスもあまり多いと厚さでリングを圧迫しますので、注意が必要です。

 

綴じ手帳を収納

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 このブログではすっかりおなじみとなった、綴じ手帳をシステムに突っ込むスタイルです。突っ込めるのは比較的コンパクトなものになりますが、ノートやスクラップ、メモ・名刺ストック、などはバインダーが担ってくれますのでいまのところ十分です。

 

 中にはほぼ日やジブン手帳を解体してリフィル化して使用するつわものもいらっしゃいます。けれど個人的には、「システムもほぼ日(ジブン手帳)を使わなきゃ死んじゃう」くらいの気持ちが無ければ、「一冊でまとまっているメリットを失う」という欠点がありますので、よく考えてみてください。なんだかんだいっても、一年間使い終えれば、それはバインダーから外して取り換える必要があります。

 代わりの保存専用バインダーに綴じかえることもできますが、それはならばそのまま解体せずに使った方が保存の勝手はいいように思います。

 

その他

 アドレス帳はスマホの充電が切れても重要な連絡先を参照できるので重要です。また、会議やちょっとした打ち合せでシステム手帳を持ち歩くまでもない内部でのミーティングなどは、取り外して携帯できる方眼ノートを突っ込んでいます。

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 その他、訪問先などでもシステム手帳でカバーできるよう名刺やショップカードを収納できるホルダーもリフィルとして使用しています。名刺交換したら、名刺の入っていたところに相手から頂いた名刺をしまい、あとで整理します。

 

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▲仕事用の名刺、空手用の名刺とあるため、三段のカードホルダーを使用。最近は手帳関連用に、ブロガー用の名刺も制作したいなと思ったり。

 

 他、ジッパーケースには穴を補強するためのシールやノート用、読書マーキング用のフセン、無くしそうな小物、領収証などを収納。

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 便利だと思うものはどんどん自分で選んで突っ込んでいき、それによって自分だけのオリジナルシステム手帳が出来上がっていきます。色んな機能を持たせ、拡張し、システム手帳を育てていく。それはずっと一緒に成長していける貴重なツールです。

 

リングの問題について

 システム手帳を敬遠する理由のひとつに「リングが邪魔で書きにくい」というものがあります。使い方は自由なので、邪魔ならとってしまえばいいのです。

 とはさすがに言えないのがつらいところ。リングとっぱらったら単なる「革」ですもん。これはシステム手帳がもつ宿命でしょう。

 

 私は、これ。

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 リフィルを袋詰めされたままカバンの外ポケットに放り込んでますので、ルーズリーフと同じようにここから引きずりぬいて書きます。

バインダーに綴じてあるリフィルに書かなきゃならないなんてルールは、ありません。

  書いて、何度も書いて思考を磨いて、できたと思ったらそれをシステム手帳に挟めばいい。どちらかと言えば、システム手帳は、ノートというよりもアーカイヴ、保管庫のような役割を果たします。

 

 とはいえ、もちろん綴じてあるリフィルに書くのもまったく問題はありません。よく私もさかのぼって綴じてあるリフィル追記しますが。ペン先でなぞるだけで書ける万年筆ならば、リングはほとんど気になりません。

 他のエントリで紹介した、RHODIAのScRiptなどペン先で書きやすいペンも出ていますので、こういった筆記具を使うのも解決策の一つでしょう。

 

salsa.hatenablog.jp

 

 

まとめ

 ということで、今までに紹介してものも含めて、おさらい的に私の運用をまとめてみました。

 敷居が高い、難しそう、と思われがちなシステム手帳ですが、実は簡単なんです。なぜなら、他の綴じ手帳と違って使い方をこうすればよかった、、と思ったら、

 いくらでも使い方のやり直しが効く

のですから。

 自由に使ってみる → 不便・面倒なところが出る → 同じような問題にあった人がどうしているかを参考にする → 自分なりに自由に使う

 この繰り返しでどんどん、システム手帳が優秀になっていきます。この参考にする、というのが綴じ手帳ならば買い替えなきゃならなかったりするんですが、システム手帳の場合はちょっとしたギアを買い足したり、捨てたり、並び替えたり、とにかくむりやり突っ込んだりで簡単に切り替えられるんです。

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 一人でも多くのシステム手帳ユーザーが産まれ、活発な使い方の情報交流ができる日がきたらこれほど嬉しいことはありません。

 それでは、また次回! さるさ(@salsa0941)でした。