いろは。

手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

シーンを問わないパーフェクトペン_Dr.Grip4+1(PILOT)

 結果にコミットするのは勝手ですが、さすがに異性とコミットできないのは致命的と言わざるを得ない。昨日における異性とのコミットは、糸とかを武器に戦いそうな化粧の濃い女性にやたらとATMを待たされた、ことくらいです。いくらなんでも、あんまりだ。

はじめに

 窓際からつらつらと記事を書いてアップしているのですが、そこには色気が一切ありません。卑猥な単語は豊富に羅列されているのに色気がない。

 これは美術で言うところの裸婦画的なポジションを、文章によって奪取せんとする当ブログにおいて由々しき事態です。色気も異性とのコミットもないとあっては、もう私は光合成を体得して自家受粉を可能にするとか人間の領域を飛び出さない限りにっちもさっちもいかなくなることでしょう。

 

 そもそも手帳、つきつめれば紙とペンを使ってあれこれ思索しているのですが、なぜだか思考は残念な方向にばかり放物線を描いて飛んで行ってしまうのです。それはブログの記事からもありありと伝わってまいります。

 

 そうした中において、もう紙やペンに劣情を催す勢いでいろいろと紹介しているわけなのですが、文具をはじめとする考具にも「空気を読む」ことが必要だったりします。

 

文具で空気を読むとき

 違和感を感じた人がいるかもしれませんね。でも大丈夫。男なんて股間に違和感ぶら下げて生きているうちに何も感じなくなりますから。それどころか暴走したり、行動を支配されたり違和感どころの話ではありません。

 抑えこんで、自らを律し、時には思う存分解放してメンテナンスに余念がありません。惜しむらくは実戦がないことに他なりません。けれど下半身の違和感のことはどうでもいい。文具で空気を読まなければならない、というこの違和感について。

 

 例えば私は、お金もないのに無い袖を狂ったように振りまくり、手帳関連のツールやペン類を買っています。デザイン文具だったりで高くなることもしばしば。5~8千円のものが多いでしょうか。

 一方、私は仕事柄、大きな災害等があると直ちに佐川男子みたいな感じで乗り込みます。そのときは専用の作業着といいますが、災害服を着用するのですが、そこに高級なペンなど刺さっていたらよくは思われないでしょう。すくなくともそんな現場でモンブランとか出されたら、もうお前帰れよって私でも言ってしまいます。

 髙くておしゃれならば全てよし、というわけにはいきません。シーンに合わせた選び方も必要になってくるのです。

 

Dr.Gripとは

 

 

 Dr.Gripと言えば、私たち三十路のおっさんどもが小学校・中学校のころにかけて猛威を奮ったシャープペン。人間工学に基づいて開発されたこのペンは、筆記で疲れないということを売りにして一大ムーブメントを生み出しました。

 かっこいいクラスの男子もドクターグリップ、好きなあの子もドクターグリップ、先生までもがドクターグリップ。僕は違うところをグリップ。そして、なぜか超絶頭のいいがり勉くんだけは硬派にえんぴつしか使いませんでした。

 

 けれど、当時で600円とかそれくらいの値段だったのですが、小学生が使うシャープペンとしてはかなり高価だったのです。

 それもそのはず。ロケットペンシルとかいう、先っちょから出たのを取り出して、またアナルに突っ込むみたいなペンが流行っていたころ。他にもドラゴンクエストバトルえんぴつという、転がしてダメージなどを競うという、おっぱいしゃぶっててもおかしくない者どもの文具が流行っていた時代です。

 

 バトルえんぴつでいえば、ステータスを求めるあまり、ボスキャラの描かれた太くて馬鹿でかい鉛筆までもってくる人までいました。先生からの「えんぴつとして使わないならおもちゃです。持ってきてはいけません」という、資本主義の縮図みたいな指令がでました。しかし、これが太くて長くて、男性としてはなぜか羨ましい響きでしょうが、いかんせん削り器に入らない。

 

 

▲バトル鉛筆 ボスの鉛筆とか、もはや鉛筆ではありません。こんなもん削れるわけないだろ。人を殴打する道具としか思えない。

 

 小さい穴にどれだけふっといこん棒みたいなのつっこもとしても、物理的に入るわけがないのです。削らなければ、もはやえんぴつとしての命運は尽き、先生に没収されるほかありません。なんか泣く泣く彫刻刀で削って使ってました。無駄に大きいえんぴつで。

 

 そんな小学生たちの間で、当時ドクターグリップは、非常に高価で「大人のツール」だったのです。おもちゃではなくツールです。

 

 しかし、いま現在ではデザインや機能面がさらに洗練され、それに応じた価格となっています。社会人から見れば、「高すぎず安過ぎない」ペンとして取り回ししやすいペンなのです。正直なところ今のシリーズが充実したDr.Gripに比べると、初代のものは書きにくいなと思います。

 

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▲上から初代Dr.Grip、Dr.Grip G-spec、Dr.Grip4+1。ペン先の部分の形状が変化しているのがわかる。意外とここはサイズや形状が書きやすさにつながってたりする。

 

 今回、紹介したいのはこの中のDr.Grip4+1です。

 

Dr.Grip4+1

 Dr.Grip4+1は、その名のとおり「緑・赤・黒・青」の4色ペンにプラス1のシャープペンシル基軸がついたペンです。

 仕事していると、ボールペンも後から簡単に消せるえんぴつも頻繁に使うため、非常に使いやすい構成になっています。実は同じような4色構成のフリクションも出ていますが、後から消せる、高温で消えてしまうという特性上、使用に制限のあるフリクションは僕は使いません。なるだけ持ち物は少ないに越したことはないのです。

 

 リフィルは4c規格ですので、定番になりつつあるジェスト化も簡単にできます。ただ、ジェットストリームは書きやすさの一方、ダマになってしまうとリフィルがダメになりやすいので、このペンに関してはPILOTのアクロインキのままでジェットストリームと同じくらい使いやすいです。

 

 けれど、フリクションペンが羨ましいのは、グリップ部分にカバ材を使用した木製バージョンが出ていること。本来、ここにはシリコンラバー素材が使われており、穴まで開いていてまるでローション的なものとの併用により別の用途にも使えそうなのですが、穴が小さすぎるので使えるわけがありません。

 このラバーグリップ、油やら空気やらが経年変化で入り込んでしまって、見た目が非情によろしくなくなってくるんですね。その点、ウッド素材はそんなこともなく、使い込むほど味がでるというおまけつきです。

 

 もう清水の舞台からバンジーな勢いに任せて、フリクションペンを購入しました。グリップのためだけに。

 

 

 

 このグリップのために2,160円(税込)です。けれど、どうしてもウッドグリップに代えたくって強行突破しました。異性は突破できないのにこの壁は残高を顧みずやすやすと突き破るあたり、むじんくんあたりに土下座して生活費を工面する絵が頭をよぎります。

 

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フリクション4のグリップ部分を取り外したもの。実は胴軸の寸法は同じらしいけれど、そんなことよりも私の予算案の中で成人誌購入費が削られたことの懸念が広がる。

 

 で、取り外したグリップを、どりゃあ!!とDr.Grip4+1に回してはめ込みます。ペンとかでなく、もっと人生が豊かになるものをはめ込んだ方がいいと思いますが、それが何なのかは目下模索中です。

 

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 で、完成した多機能ボールペンです。手帳の色分けや読書の書き込みなどいろんなところで活躍してくれる多機能ペン。現場でつかってもよし、ちょっとこじゃれた安くも高くもない(グリップは高かくついた)仕様になりました。手帳にさしておくと非常に便利な一本だと確信しています。

 

 あとから変わるかもしれない予定なんかはペンシルで書くし、重要な予定は赤でスケジュールを記入し、本の書き抜きは青色で。など、全てをこの一本で賄うことができます。

 

 Dr.Gripということでは、タイムラインというちょっと高級感漂うペンをもっているのですが。。単色であること。そして、最大の特徴である回転繰り出し機構。これはギミックとしては面白いのですが、取り回しが求められる手帳においては、片手ノックの手軽さにどうしても勝てないのです。両手を使ってひねらなければならないので。

 

 手帳にしろノートにしろ、頭の中身を形にするツールがペンです。なので重要なのは、思考をよどみなく紙に写し取れること。けど、時と場合を選ぶことも少なからずあります。

 このペンはいろんなシーンを問わずにがんがん使用できるので、鞄に常備しておこうとおもっています。