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いろは。

手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

ワンピース ひとつなぎの大秘宝

雑記

 私たちの年代からすると、あのドラゴンボールを超えたコミックスと言われても、にわかには信じがたい「ONE PIECE」。

 物語はかつてこの世の全てを手に入れた男“海賊王 ゴールド・ロジャー”が、死の間際に放った一言が、世界中の人々を海へと駆り立てたことから始まります。

おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ… 探してみろ この世の全てをそこに置いてきた

  世はまさに大海賊時代!なわけですが、この秘宝とはいったい何なのでしょうか?

 トレジャーハンターは、いつだって男のロマンに溢れています。いまの円周率を3で計算してそうな人たち以降は知らないと思う。少し前は「徳川埋蔵金掘り当てるわ」みたいなノリで、わけのわからない古文書を難癖みたいな解読をあてて、ばっかんばっかん重機で掘り返す番組がありましたからね。

 もしそういうものが出土したならば新聞なりテレビなりマスコミをにぎわすわけで、そういったニュースを聞くこともないまま、延々と屈強な輩が穿り回すのを鑑賞する番組。しかも結論は「出ない」とわかっています。Mにもほどがある。そのうち、マックの看板見ただけで悶えるようになるかもしれない。

 

 マンガの中でロジャーが言う「ワンピース」が何を指すのか分からないけれど、このように現実の社会の中でも多くの男たちを駆り立てる大秘宝は実在します。けれど、唯一の物というわけでもないため、したがって一つのワンピースなる財宝をいち早く見つけ出すという構図は成り立たちません。ライバルなき、己との闘争がワンピース探しなのです。

 

 ひとつなぎの財宝、が具体的に何を指すのか。この核心とも言える問いに対する僕の解は見つかりました。

 そもそも僕は仕事で人並みに稼いで、欲しいものは常識の範囲内である程度手に入れられる生活をしています。けれど、そんな僕でも欲しくて欲しくてたまらないものがある。けれど、それは売ってあるのか、そもそも商品として存在するかどうかも定かでない。実在することを信じて日々、グランドラインをくまなく探し回っています。

 

 秘宝とは、秘匿された宝ということですが、なぜ秘匿されるのかという理由を考えなければなりません。まっとうな宝ならしかるべき税を払った上で堂々と相続されていくものだからです。これには、秘匿しなければならない理由があるため、そしてそれ故に秘宝探しは難航することを免れないのです。何が秘宝なのか、それはリスクを背負ったまで探し出す価値があるのか。僕はひたすら思索によってありとあらゆる可能性を模索し、一つの方向性を確立しました。

 

「この世でもっとも尊く、偉大なAVとは何か?」

 

 いろんな意味で人間として終わっているということは重々承知しているのですが、こればっかりは男のサガですので致し方ありません。男は、頭部と下半身に脳が分けられているため、常に2つの主体が同居しているのです。生物学的に仕方がない。

 

 そして、1世紀もすれば岩波文庫の青帯あたりで出版されそうな哲学的なこの問いに対して、僕は答えを求められました。世の中にはいろんな年齢層があります。それこそ、幼女から老婆まで、といった感がありまして、その前ではイチロー選手の守備範囲などでは到底太刀打ちできません。オリックスの谷選手は守備範囲だけで言えば、大きくイチロー選手を上回っています。

 けれど、そんな年齢層やジャンルにはとらわれない、誰もが共有できる新しい視点を持たなければならなかったのです。

 例えば、ロリコンといっても、その種族の中には多種多様な派閥がひしめきあっています。二次元派からかわいい幼女こそ至高派、リアル性追究主義など、ひとことでロリコンと括られても、到底分かり合えぬ生き物なのです。他もしかり。

 

 けれど、例えば金的(金玉)を殴打したときの苦しみは国境を超えると言われています。いわば、地球の男性が共有している視点の一つです。そのため、格闘技などで不意に男性器に打撃が入ると「Oh....」みたいな声が漏れたりするわけです。下半身では、僕らは国境を越えてつながっています。いわばそのような普遍的な、絶対不可侵の視点が必要なのです。

 

 人は正義を共有できないけれど、金玉の衝撃の苦しみは共有できる。同じような視点をもってして、普遍的な「最高」という概念を伴うという定義を打ち出さねばならないのです。それは何なのか。

 

 僕の結論はすべてここに行きつく。

「知り合いが出ているAVほど興奮するものはこの世に存在しない」

 

 分かるでしょうか。例えば、企業のオフィスで何気なく挨拶をかわしていたあの人が、とか、昔友達で純粋だった〇〇ちゃんが出てた、とかものすごい興奮すると思います。経験ないですけど。

 

 そのため地元出身のAV女優や、素人ナンパ系といったグランドラインを昼夜問わずに大捜索しているのですが、いっこうに見つからない。そもそも本名で出演しているわけでもなく、年齢すらサバ読んでる可能性があって、もはや僕には邂逅を願うことしかできない有様です。

 

 「女性の20人に一人はAVに出演している計算になる」。

 この言葉だけを信じて今も一人大航海中なのですが、20人どころか人生を通して知り合ってきた女性の中に、一人もいないのです。

 

 それもやっぱり希望があるわけで、孫悟空のお供になってても違和感ない人が出演してたってしょうがない。そんな贅沢を言いだすと、そんな秘宝は全くこの世には存在していないかに思われてしまい、絶望感に包まれます。

 

 また、業界の病巣も見えてくるようになりました。素人ナンパもののはずなのに、一人の子が何回もナンパされてたりします。あろうことか、弟と出演してたり、作品によってはその弟が別人だったりします。これは素人ではなく、もしかして完全に超ド級のプロではないでしょうか。

 食品の偽装は許されないのに、このような偽装は粛清されないで野放しになっている。ほんと許し難い。

 

 本物親子、本物夫婦、素人。この言葉にどれだけ裏切られてきたことだろう。そのたび村上春樹以上の孤独を味わい、絶望に伏し、何度も諦めかけました。知り合いがでているものならばそんな詐称など些末な問題です。けれど、素人と称しているのにプロがわんさかまじっていては僕の航海を邪魔することしかなく

 

こんな内容で3000文字突破しようとしていて、本当に疲れているんだなと思いますのでここで筆を置こうと決意しました。ワンピースは、それぞれの胸というか下半身にあるに違いない。