いろは。

手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

パーティーカクテル

 28日(木)は仕事納めだった。この日に向かって万象を繰り合わせ、すべてを調整してきた。その成果は顕著に現れ、収まるどころか地鎮祭とか執り行う必要があるほどに荒ぶっていた。一年で最後の仕事である。これは大変なことになったぞ、と頭を抱えた。あまりに大変なことだったので、忘れることにしてさっさと帰宅した。

  仕事は残念な結果で一年を終えたが、その他はどうだっただろう。ブログを振り返ると、よくわからない記事を量産してきた。10万PVも早々に達成し、ありがたいことに読んで下さる方も増えた。

 このブログで名言していることであるが、システム手帳を中心に、さまざまなペンなどの文具も中心に紹介してきた。そしてそれに合わせてアフィリエイトも並行して展開している。その結果、缶ジュース1本にも満たない収益に留まっており、いまだ振り込まれた実績はない。そういった課題も来年に持ち越して頑張りたい。都合の悪いこと、大変なことはすでに忘年会で忘れてしまった。私は慢性的な選択性難聴を患っているのである。

 

 ところでパーティーカクテル効果というものをご存じだろうか?人間の耳と脳は、音声情報を無意識のうちに選択して聞き取るというものである。喧噪のなかでも自分の名前が呼ばれたりするとはたと気づくのはその最たる例だろう。

 自分の名前でなくとも、自分に関する情報、興味のある情報なども選択されうる。無意識のうちに音声への注意を、私たちは振り分けているのである。

 

 先日、AVを購入した。アダルトムービーである。ホグワーツ城から秘密裏に持ち出され、グリンゴッツの銀行に預けられていたが、私の剛腕でゴブリンどもを殴打し、ちぎっては投げちぎっては投げながら獲得した。と周囲に吹聴しているVISAカードで、いくつかのナンバーを打ち込むだけで決済が可能なのである。もはやAVのAはアダルトではなくアドベンチャーだ!と言わんばかりの勢いで再生した。もとい、ストリーミング再生した。

 

 と、ここまで書いた時点で予期せぬ問題が起きた。ここに満を持して、このAVのアフィリエイトを貼ろうと思っていたのだが、Amazonの検索で出てこない。仕方がないのでアフィリエイトをあきらめて画像でも貼るかと思ったが、今度はモザイク処理を要するパッケージ画像が出てくる。お手上げである。なので参考までにタイトルを記す。

 

『親友の嫁に誘惑されて…』(主演:千秋夕)

 

 なぜここまで私がこの作品を紹介したいのか。これはもう書かずにはおられない。先日、ティッシュを携えて鑑賞を始めた。勇猛果敢、下半身は東奔西走、右手は上下、左手はティッシュと、もう後世で何かの仏像になってもおかしくないような状況であった。

 タイトルからも分かるよう、これは親友の嫁に誘惑されて、親友=夫の目を盗んでことに及ぶという非常に許しがたいあらすじである。あらすじというか、むしろもうネバーエンディングアダルトファンタジーの域に踏み込んですらいる。私は正義の鉄槌を振り下ろすべく、ムービーを再生した。ティッシュを片手に。ところがである。

 会社の親友の家で夕飯のご相伴にあずかりながら、その奥さんに誘惑されていく。会社の親友だから、当然会社の愚痴も出てくることになる。その愚痴の横で、奥さんがその親友をきわどいポーズや行動で挑発していく。奥さんの挑発が激しくなるにつれて、自分の下半身もアパホテルな状況になっていくはずだったのだが。

 

 なぜだか、この親友同士の会社が筆記具メーカーという設定だったのだ。出てくる愚痴もなかなか生々しい。

 「インクの種類をもっと増やすべきなのに、管理職の奴らは分かってない」

 「100均でもいいペンが買える時代なのだから、高級路線にシフトしていくべき」

 「でも安価路線のものは残しておかないといけない」

など、拾いきれないほどの話が展開されていく。だんだん奥さんがあられもない姿になっていくのに、その横で展開される会話が気になって集中できぬ。

 

 まさかこんなところで文具クラスタの琴線を刺激する設定がでてくるとは思うまい。パーティカクテル効果によって卑猥な音声と、ペン会社の愚痴とが頭に流入してくる。再生を閉じ、すべて終わった私はつぶやいた。「uniかよ…」と。

 

 当分、アフィリエイトはどうにもならなさそうだ。