いろは。

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書簡1

 拝啓

  炎威凌ぎ難く脇の汗も舞い散る季節いかがお過ごしでしょうか。

 

拝啓

  炎威凌ぎ難く脇の汗も舞い散る季節いかがお過ごしでしょうか。

  本格的な夏を迎え、黒髪の乙女と肉筆による乱打戦を繰り広げたい一心で筆をとりました。

 快く引き受けて頂き誠にありがとうございます。平成最後の夏、断じて筋骨隆々の屈強な、思いもよらぬ同性愛の扉など開いてたまるものかという決意をしておりましたので、夢が叶い、もう死んでも構わないと思いましたが、それでは文通ができなくなってしまうので強く生きる所存です。

 本日はオウム真理教の教祖が死刑に処されたというニュースが流れました。しかし、世間の反応に反し、私は三女が眼鏡の似合う女性であったことに驚きを隠せなく、いよい私も末期であると嗚咽をお漏らししている次第です。佳夏さんは、歌詞に載せて歌う。そこに心があるから、きっと私の今の状況をご賢察頂けるかと思います。

 

 私の目標は、書簡を通して筆力を向上させ、文章で人の(主に黒髪乙女達の)心を自由自在に掌握することにあります。そして日本初の恋文コンサルタントとして名を馳せ、恋文メソッドを確立し、不労所得で優雅に暮らす。しかしそのためには避けて通れぬ問題があるのです。まず第一に私が全く恋文を書けぬこと。これはビジョンの根幹を揺るがす、非常に大きな問題です。

 その他、もろもろ問題はありますが、それはさておき、夏の季節に佳夏さんと文通できたので、色々に聞きたいこともございます。ひとまずはここに留めて、手紙の書き方を楽しみたいと思います。それでは、お返事お待ちしております。

 

平成三十年七月六日

阿部 寛

 

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