Personal Organizer Lab.

システム手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

システム手帳ユーザーの皆さまへ

 雪の六花と脇や股間の汗が舞い散るこの季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。世の中はクリスマスファシズムが横行するシーズンに突入し、街中の広場は幸せそうなカップルが群雄割拠して幸せの覇を競う機運が高まっています。

 そんな中、ワープア社畜な僕は会社に縛られています。はっきりいってブラックではない超絶ホワイトな職場ではあるのですが、自ら進んではめたローンという名の足かせによって、自由への進撃ができない。

 

 そんな閉じられた世界の中で、いまタスクのサンドバッグと化して四方八方から袋叩きにあっているのです。責任者を問いただす必要があり、直ちに呼び出したのですが責任者がほかならぬ自分自身ということでいささか戸惑っています。

 

 自縄自縛という破廉恥SM的な状況において、これを打破してくれるのは手帳以外にないことは明白でした。

 

手帳ゆる友

 もともとTwitterでは、藍玉さんが主宰する「#手帳ゆる友」タグに参加させていただいているところですが、ゆるくつながり合う故の悲劇というものもありました。

 もともとシステム手帳は、他の追随を許さないほどに機能性が高いため、そのユーザーはゆるく使うことをよしとしない豪の者が集っているのです。

 

 システム手帳ユーザーは過去を振り返ることをせず、絵日記にして一日を美化することをせず、ひたすら前だけを観てタスクや計画を管理する。そして、それに必要な情報を補足して、自分だけの一冊を作り上げていきます。

 

 書く段階から、Twitterのタグで他の人の目に晒すことを前提としていれば日記の書き方も工夫できるのですが、いかんせんシステム手帳に書き込まれる情報は、クリティカルなものが多いのです。

 

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 僕が当初から公表している手帳内の「お気に入りAV女優リスト」は、今のところ年齢層別に分類され、常にアップデートされ続けています。

 過去の整理<未来のタスク・プラン ですので、スケジュールには会議名や個人名、連絡先などがいたるところに鎮座しまくっています。

 

 気軽にページを電脳世界にアップしようものなら、首が遥か遠くに飛んでいったっておかしくありません。結果、ページを晒して使い方を共有しようとすると、いたるところモザイクだらけの、映倫審査を突破したような画像になってしまうのです。

 

 ほぼ日手帳やジブン手帳のユーザーさんの場合は、「紙面をどう使うか」という視点になりますが、システム手帳の場合は、「情報をどう扱って整理しているか」という視点になります。このギャップを黙認してゆるくつながり合うタグであったため、システム手帳ユーザーはほとんど前に出てくることができませんでした。

 

システム手帳ユーザー専用タグ

 そこで今回、システム手帳ユーザー専用タグの運用を開始しました。

 「#シス手研」です。本当は#システム手帳研究会 とでもしたかったのですが、あまりにタグが長いと肝心のツイートの制限をきつくするので、なるだけ短いものといたしました。「しすてけん」です。

 

 みなシステム手帳ユーザー、またはシステム手帳に興味のある人々ですので、そこはかとなく、ダメなところは隠しつつ、いろんな情報を垂れ流して共有していきましょうという主旨です。

 

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 システム手帳の強みは、その機能の拡張性にあります。例えば、「能率手帳ゴールド」のユーザーが、「ほぼ日手帳」の運用に憧れたとしても、それをまねることはできません。コンセプトに大きな隔たりがあるからです。どうしてもほぼ日的な運用をしたければ、買い替えるしかない。

 

 システム手帳の場合は、どんなメーカー・ブランドのオーガナイザー(バインダー)を使っていても、他の人の運用をいとも簡単に採用することができます。少しのリフィルの追加や入れ替えをすればいい。

 となれば、このメリットを大きく生かすにはいろんな人の運用に関する情報を集約させることで、もっと幅広く手帳の可能性を広げることができます。

 

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 極端な話、ほぼ日手帳にガツンと穴をあけて綴じ込み、さらに独自の重要なリフィルを補足的に追加するなど、いろんな使用方法があります。ぜひ、タグをつけて情報を共有してみませんか?

 

システム手帳の進化

 システム手帳は進化できる手帳です。それは決まったレイアウトや容量からは変化できないという綴じ手帳に比べ、大きな魅力です。

 「足らないなら追加すればいいし、ないなら作ればいい」

 これが可能なシステム手帳は、いろんな人の使い方を参考にして、自分なりに使うことで絶えず進化できるツールであると確信しています。

 

タグのルール

1.システム手帳に関するものなら何でもOK

2.見ている人はヘビーユーザーからシステム手帳に興味ある人までいますので、ご注意を

3.晒すときには自己責任でモザイク処理を

4.システム手帳に興味ある人なら、使ってなくてもOK!(質問や、○○がほしい!などの魂の叫びなどにどーぞ!)

 

 というくらいでしょうか。ゆるくつながることでシステム手帳の幅を広げたいというのが主旨ですので、最後に。

 

5.日記などの晒しはほどほどに。

 

 あなたの一日の出来事をまとめた絵日記を毎日みることで、他のユーザーの運用になにか資するものがあるかどうか。作品発表の場にならないようにだけご注意いただければと思います。

 

 晒す面でもなかなか肩身の狭かったシステム手帳は、これからその魅力を、例え迷惑だと言われても!勝手に振り舞いていく所存です。

 日本システム手帳ユーザー連盟などなどの構想はありますが、まずはその土壌づくりとして、システム手帳ユーザーでつながっていきましょう。

 

 もちろんインスタ、FBでもタグはOKです。個人情報に注意して運用してください。それではまた、SNSにて!