Personal Organizer Lab.

システム手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

僕と妹

 いろんな意味で限界が来ています。給料は恐るべき低空飛行をみせつけ、仕事はどっさり。出費はわんさか。もう、ひとり火の車ごっこで絶対王者のごとき回転に邁進しているところです。

  そんな状態になるとどうなりますかというと、妹が欲しくなる。もう何を食べて育ったらこんなショート寸前かつファニーな思考回路になるのか分からないのですけれど、妹が欲しくなりました。

 それもただの妹じゃありません。三十路な私の妹ともなれば、それはもう二十代後半とかです。それは妹ではありません。女性です。

 私が欲しいのは妙齢の女性、すなわちJKか中学3年生がいい。もし私が、小学校の時点ですでに後ろ髪(えり足)が某プロレスラーのように長い髪型とかにされる環境で育ったならば、すでにそれくらいの年齢の子どもがいて、生活保護とか受けていても不思議ではありません。とにかく、妙齢の妹がほしい。

 そう思い立って『俺の妹がこんなにかわいいわけがない』のアニメDVDを借りてきたのですが、感涙に咽びました。作品というよりも、厳しい社会から全力で目を背け、妹などという幻想的な生き物に逃避する自分の姿に。そして、もう妹が欲しいというささやかな願いさえも許されなくなるほど時が過ぎていることに愕然としたのです。俺がそんなに中年なわけがない。

 

 かつて社会に出たばかりのころ。この作品をみながらポツリとつぶやきました。「こんな妹が欲しかった…」。

 それを聞いて屈強(筋骨隆々)な実弟が憤慨しました。「俺じゃ不満なのか!」。不満どころの話じゃありません。私がほしいのはかわいい女性の妹です。断じて共に空手道を歩むような屈強な男性ではありません。私も憤慨せずにはいられませんでした。「ゲイに間違えられる俺の身にもなれ!」

 

 三十年ほど生きてきて。意外に思われるかもしれませんが、それなりにモテてきました。そして、どちらかと言えば、やや男性の方からが多くモテていたのです。男性からナンパされて以降、私の胸には「深夜のユナイテッドアローなおしゃれ男子には気をつけろ」という訓戒が刻み込まれました。

 性の趣向は人それぞれなのですが、私は残念ながら圧倒的に、というよりも純度100%で女性が好きなのです。しかも下は中学生から上は 五十代まで守備範囲はイチロー並みです。田村亮子さんを射止めたオリックスの谷さんの守備範囲には足元にも及びませんが、縦方向ではそれなにり広くカバーしています。しかし、残念ながら横には一切広がっていません。女性のみなのです。

 

 手帳が好きで、手帳が好きな人たちの集まりに「やぁ、はじめまして。僕も熟女が大好きです」なんて自己紹介と共につっこんでいけば、頭がやや残念な人という烙印を押されることは必至でしょう。どちらが正しい、自然とかではなく、平和的におなじカテゴリーで生きていた方が、全体的に幸せに過ごせると思います。お互いの平和のためには干渉しないことも辞さない。それも大事な関係の在り方のひとつです。

 

 ちなみに弟とは父親似、母親似の関係からあまり似ていません。稽古で一汗かいて、家に帰る途中。どちらからシャワーに入るかと話すうちに、当時は夏でしたのでもうお互い一緒に入って浴びればいいじゃんという話になりました。一緒に浴びよう。その方がはやい。暑いし。

 周囲の人たちは、驚いて僕たち兄弟を見つめていました。

 ある夏の土曜日。朝早く起きた弟は、寝起きの姿(トランクス一丁)でベランダでたばこを吸っていました。少し遅れて起きた私もたばこを吸いに、寝起きの姿(トランクス一丁)でベランダにでて火をもらいました。二人で煙をくゆらせていました。

 道行く人たちは、僕たち兄弟を、事後の同性愛カップルを見るような目で見上げていました。

 

 何度も申し上げますが、私は女性が大好きです。なんならば、おっぱいがいつでも触れるように欲しいとさえ思うほど大好きなのです。

 手帳に付箋を追加しました。

 

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 自分で買っておいてですが、これどういう使い道にすればいいんですかね?あえていえば数式に惚れて付箋を買いましたが、付箋そのものは圧倒的に男性のシルエットだけでした。

 使い道としてはむかつく上司の住所や連絡先を、「早くブチ込んで!がまんできない!」というケロッグのシリアルみたいなノリで記入して貼り付け回ることくらいでしょうか。いや、ほんとにどうしたものか。

 

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 こちらは、ミニ定規とステッドラーの枠消し。定規は簡単に角度を測れたり、円を描けたりします。

 枠消しは、細かい部分を消しゴムがけしたり、何かを書くときのテンプレートとしても活用できる優れものです。いずれもシステム手帳のジッパーケースに入れています。

 

 あると便利なものから、使いどころに困るものまでなんでも入れる。それがシステム手帳のジャスティスなのかもしれません。

 オフィスコミュニケーションを円滑に!というイケメン付箋なのですが、私が使うとあらゆるところで物議を醸し、むしろコミュニケーションの阻害とかケツの穴の守護とかのニーズを生み出しそうです。

 

 いろんな顔をもつシステム手帳、あなたも使ってみませんか?かわいい妹の役目は果たしてくれないけれども。