Personal Organizer Lab.

システム手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

雑記

雑記ブログを標榜しながら、その実たくましい妄想と卑猥な内容を連綿と綴る当ブログであるが、思い立ったのを気に雑記を書いてみることにした。

 

そもそも日記と雑記は異なり、日々の出来事を記す日記に対して、雑記は一貫性のない事物に対する所感などを書き記すものである。

日頃、ストイックに因数分解していくと『妄想と卑猥』に集約されるほど隠せない一貫性で貫かれたこの『いろは。』は、卑猥web帳面であり、ときどき思い出したように手帳などについて書く。今日はあえてその二大キーワードを封印して書き散らしてみたい。

 

◼︎デルガード

デルガードのグリップ部が金属になったモデルを見かけて購入した。見た目それなりの高級感があるが、なによりこのペンシルは折れる心配なくガシガシ書き込めるのがいい。

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ペンシルを介して紙を思考で刻む感触が心地いい。読書のメモ、思いついたこと、上司への文句。ジャンル隔てなく、ペンシルは思考を紙に描き出してくれる。

 

ペンシルといえば、LAMYのスクラブルや2000なども持っている。値段でいえばデルガードの5倍ほど。にもかかわらず、『書く』という機能に尖ったデルガードには高級さも叶わない。

本質は「書く」という行為なので、そこが一番大事だ。特許などの関係も多分にあると思うが、LAMYのようなデザインに特化したペンシルが、書くことに特化したデルガードやクルトガの機構を兼ね備えたらどうだろう。想像するだけでいろんなところが乱立しかねない。

 

もしくは、PILOTのLEGNO。木軸で手に馴染みやすいフォルムからは二色とペンシルが飛び出す。これからクルトガやデルガードの機構が飛び出たらどうだろう。やはりいろんなところが乱立するのを免れない。

 

往々にして文具愛好家たちは、理想の組み合わせがありながらそれが世に出ることはないことを知り、だからこそ理想に向かって絶えず徘徊するのである。一度、コラボレーションでそういうペンシルを出してみてはどうか。それを公約に出馬したいと思った。

 

 

◼︎希望と幸福

キャラ被りは作品内で致命的とされる。しかし、そのキャラ被りを私たちは日々、最近のマスコミで見せつけられる。

私には希望の党幸福実現党の見分けがつかない。幸福実現すなわち希望ではないか。いい加減、見知らぬおっさんやおばさんが繰り広げる政治的やりとりなど遥か遠くに置き去りにして「キャラ被り」という言葉が頭にのしかかる。

 

希望の党はともかくとして、党首は都政をないがしろにしていないか。都民の投票で選出されておきながらこの仕打ちである。私は怒りに打ち震えたが、そもそも私は都民でもなんでもない。打ち震える資格などないことが怒りに拍車をかけた。「出馬しなくてもいいから、楽して大金がもらえてちやほやされてえ!」と呟いてみる。そのためのアイデアを日々探しながら練っているのだが、暗雲ばかりが立ち込め成功の兆しは一切ない。

むしろ社会人としてどうかという退廃的生活サイクルを確立しつつある。よもや人生の逆転は出馬一択のアイデアであるように思われる。

 

◼︎訪問者

いまのところに住んで3年になるが、初めて訪れたかすかな気配。控えめなノック、ドアの向こうにそびえるおっさん。NHKの勧誘である。

ありゃりゃ、こりゃ一本取られましたなと思いながら開き直って扉をあけた。

なんの御用で?と聞かなくても目的は会費の徴収である。無断で訪問してきた挙句、無慈悲に金銭を要求してくるのである。

 

だがしかし、無断でのアポなし突撃徴収。私が常に万全のコンディションとは限らない。こちとらソフール(プレーンヨーグルト)2つとホエイプロテインを飲んでおり、お腹や腸内は大航海時代。グランドラインなのか腸の外にひねり飛び出るルートかも分からなくなるほど波が来ていたのである。iPhone8以上のビッグウェーブ。乗るしかない、とかでなく生理現象なので乗らざるを得ない。

 

「すみません、下痢なんです。帰ってもらえませんか?」

 

千載一遇を下痢によって一蹴した。こちらの体調を無視して営業してくるなら出るとこに出てやる構えだ。そして出るものも出てるだろう、その時は。

私は言いたい。契約してもいい、会費も払うよ。だからすんごいでかいテレビ買っておくれよ。そしたら喜んで払うよ。こんどベストコンディションのときに彼が来訪したら、私はそう懇願しようと心に決めている。