Personal Organizer Lab.

システム手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

基礎講座6.改善する

 私の勝手な意見だけれども、ビジネスとは、そこらへんにある石ころをアイデアでお金に変えることだと思う。

  んな錬金術みたいなことできるわけねーだろハゲ!という気持ちになるのだけど、世の中を見渡すと意外と成功例は多い。

 きのう月末処理の荒波を越え帰宅したのだけど、暇で暇であやうく解脱って輪廻転生の輪から外れるかと思ったからYoutubeの番組を観ました。インターネットの世界は広い。だから私のようなデータデブリのような扱いを免れない産廃テキスト打刻野郎から、ユーチューバーという名の高収入無職まで色んな人がいます。

 字面だけでみれば何かを常におしゃぶってそうなユーチューバーだけど、昨日見た人たちはすごいインパクトでした。

 我が子を前面に押し出して媚びるスタイル、その収入で建てであろうプール付きのお城のような豪邸、シンデレラが舞踏会とかやってそうなふかふかの絨毯を敷き詰めた邸宅内の様子、さらに「叩くのも良心が痛む絶妙な忖度顔面構造の少女」、「水木しげるが描きそうな男の子」、「時々フェードインしてでしゃばるマイナーゆるきゃらみたいなお父さん」、「子どものプライバシーは晒しても私の顔面は死守と声だけで絡んでくるお母さん」と完璧な一家キャストが脇を固めます。

 とにかくやってることは、男一人でリカちゃん人形と向き合っていた方がやや建設的というくらいの何でもないことなんだけど、子どもたちにうけているのか相当な再生回数なのだとか。そして毎日動画をアップしているという力の入れよう。でもそれで豪邸が建つのなら私も常にチュッパチャップスしたいです。

 

 そんなふとした日常の中からアイデアを切り出すのにも有効なツールとなる「手帳」。基礎講座をアップし始めて1週間が経過しましたが、だいぶ変化したのではないでしょうか?

 しかしもちろん不便な点があることでしょう。今回のドリルは不満点から改善して手帳をチューンアップしていきます。

 

不満点1.スケジュールの管理がしにくい。

 あえてタイムスタンプのみで使ってもらっていましたが、おそらくスケジュールの管理に関する記述が、律儀に時系列で散らばっており管理が難しいのではないかと思います。この点において堪忍袋の緒がブチ切れそうな人は、スケジュールリフィルの充実した手帳がよいかもしれませんね。それはさておき、まずはこれを解決しましょう。

 

ドリル6-1 留める

 最初にA6サイズをお勧めしたのには理由があります。それは、どこにでもあるA4サイズを2回折りたためば同じサイズになるということ。

 googleカレンダーでもなんでもいいのですが、1か月間のカレンダーをプリントアウトして2回折りたたみ、端を少しだけカットしてクリップなどで留めます。以降、スケジュールに関するメモなどは、ページではなくこのカレンダーに集約していきましょう。とりあず月初めなので当月分だけ留めておき、9月以降のスケジュールはカレンダーの余白などに記入し、この一枚に集約していきましょう。

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不満点2 収納がない

 鉛筆と手帳だけ、と言っていますが手帳という名の小さいノート・メモ帳なので収納はまったくありません。そうなるとメモや名刺などの保存が不便です。メモに関してはさきほどのカレンダーと一緒にクリップする方法もありますが、あまり溜まるとブ厚くなり筆記がしにくくなってしまいます。

 

ドリル6-2 フォルダをつくろう

 まずは、蛍光ペンでふちどりしてるように切る線を決めます。これがフォルダの輪郭になります。少し深めにつくっておいた方が収納としては安全です。

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 線が決まったら、ハサミでどりゃあ!と天翔龍閃なノリで切り、フチを通称「男ののり」アラビックやまとを駆使して後ろのページと貼り合わせると、簡易収納フォルダの完成です。

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 切り取ったメモやキャバ嬢からもらった名刺などは、とりあえずここに突っ込んでおきましょう。

 

まとめ

 今回は不満点から手帳の改善を促しました。実はこの流れがとても重要で、カレンダーも簡単な収納フォルダもほとんどの手帳には最初からついています。

 しかし、最初から説明もなしに与えられているとかえって使い方が分からないものなのです。逆に不満から出発して改善した流れでは、必要に応じてツールが与えられるため、使い方に悩むことはありません。このちょっとした作業だけで、また手帳が手帳らしくなったのではないかと思います。紙はいろんなフォームに変化して、私たちの情報を全て受け止めてくれるのです。圧倒的な受け!!

 もっといろんな使い方もできるのですが、基礎の養成が目的ですので、ひとまずはここらへんで。

 

 それではまた次回!