いろは。

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書簡2

拝啓

 連日厳しい暑さ以上に、私に絶対服従を誓っていたはずの諭吉氏共が、自由への進撃とばかりに財布から自由に脱走しています。まるでプリンセス天功ばりのイリュージョンで、劇団四季のようにドラマティックに出ていきます。

  文通をするのは久しぶりでとても緊張するとの気持ち、お察しします。私も緊張のあまり、オウム真理教の話から死刑の是非、生命とは、と展開する心づもりでした。あくまで私を知的に演出するために。それからひとしきり、生命が誕生することの奇跡について生物学的に語り、それから最終的に生命をつくりだす男女の営みについて語ろうと思っていました。いきなり三女の眼鏡っ子がかわいいだのという話になってしまったのは、私の不徳の致すところです。できれば哲学について、主にカントやデカルトの思想について語ろうと思います。

 

 方法序説を著したルネ・デカルトですが、ものごとの真理を追求するためには明証性の積み重ねこそが大事なのであり、今で佳夏さんが家限定での眼鏡っ子というのはマジですか?安心してください。私は黒フレーム派ではありません。正確には赤フレームにぶかぶかの男もののワイシャツを着たノーブラ派です。もちろん、クリアピンクもどんと来いと言わざるを得ません。

 

 お手紙を書くに字の練習として宇多田ヒカルさんの歌詞を選ばれたのですね。その気持ちが嬉しいのであり、「初恋」を「初変」と書いても色あせることはありません。むしろ初めて変態とののしられた時の快感を思い出しました。

 私も筆力には自身の弱さを感じます。主に頭の。そこはさておいて、楽しめるとよいですね。何を書いたらよいのか、いよいよ引き返せない地点が見えてきましたので今回はこのへんにて。

平成三十年七月二五日 ドトールにて さるさ

 

追伸

 できればいささか長いのですが「いやらしいこの豚が!」と呼んでくださると嬉しい限りです。喫茶店のドMより。

 

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