いろは。

手帳・文具中心の雑記系ウェブログ。

清楚系黒髪彼女の退廃的なつくりかた

第1章 魔法のある風景  1.瞬間移動とか無理である

「なぁ、先生センセ。いつになったら魔法は俺たちの生活を豊かにしてくれるんだ?」 清介の言う「先生」とは他でもない。魔法の発見者であり、確実に歴史に名を刻みながらも不毛な魔法の発覚によって、最前線からの退却を余儀よぎなくされている私のことであ…

序Ⅱ 私と魔法

急がば回れ、ということわざがある。本来の目標・目的を成し遂げんとするときは、危険を含む近道を行くよりも、遠くとも着実に歩める本道を歩むべし、という先人の教えである。 生涯忘れないであろう、初めてつかった魔法の効果は私の海馬あたりに深く刻み込…

序 魔法習得に至るまでの覚え書き

彼女と古書店を巡り、映画鑑賞えいがかんしょうの後のち、感想をカフェで語り合ったという甘いシチュエーションを書こうとしたところで気がついたが、そもそも私に恋人などいなかった。