いろは。

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シンプルなシステム手帳の機能拡張

 昨年の暮れにTwitterにて「#シス手研」タグの運用をはじめました。他力本願をスローガンとして掲げて始めましたが、少しずつ浸透してきており、システム手帳ユーザーとしては嬉しい限りです。

 

 「今年はシステム手帳がくる」 そう感じる予感はビシバシするのですが、「仕事中に上司の前でうたた寝する」という偉業を昨日成し遂げたばかりの私としては、それ以上に上司たちからの熱い視線をビシバシ感じているところです。

 

 そんな迫害の視線にも負けず、システム手帳の便利さを布教して回っているのですが、その便利さは何かというと「自由」という一言につきます。工夫次第でどんなカスタムも可能です。今回は、その初歩となる「突っ込む」というカスタムについて、解説してみたいと思います。

 

リフィルだけじゃない

 システム手帳に収納できるのは、リフィルだけではありません。現に、おしっこが糖分をふんだんに取込み、野外で用を足したらアリとかミツバチが寄ってくることも辞さない覚悟で集めた「銀のエンゼル」。ジッパーケースに放り込んでいますが、これもそうです。

 それ以外にも、フリスク、薬などなどジッパーケースを綴じれば、いろんなものを取り込めます。システム手帳の中にはリフィルしか入ってないと思ったら大間違い。

 女子力の高い女性の手帳からは絆創膏とかでてきます。なので男らしい手帳からは避妊具とか出てきても何ら不思議ではありません。なに、使い道がなければ水でも入れて、きゃっきゃうふふと同性同士、バレーボール遊びに興じてもいいのです。

 

ノートってぶっちゃけ便利

 システム手帳ばかりを賛美しているかのように見える私ですが、弱点ももちろん把握しています。その一つがとりまわしの重さ。育ったシステム手帳は、人前で気軽に出しにくい。私の場合、メモや走り書きの用途としてメインのシステム手帳を出すことはまず、ありません。

 そんなとき、ちょっとしたノートって便利ですよね。で、便利ならばそのノートも利用しちゃおうというわけです。私はよくTwitterで「突っ込めばいいよ」と言っていますが、これを具体的に説明しようと思い立ったわけです。決して卑猥な意味で、先っちょだけ突っ込めばいいとかの意で言っているのではありません。

 

突っ込むケーススタディ

 俗に突っ込む、はさみこむ、入れる、収納する、カバーでとじる、などいろんな言葉が飛び交い、明確に定義されていませんのでややこしく感じますが、写真をつけてみていきましょう。

 

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 これは、私のシステム手帳を下から覗きこんだ図です。リングはほぼ限界になるまで詰め込まれていることがわかります。人間ならば、こんな構図で撮影したら速やかにブタ箱行きです。しかし、それはそれとして。実は、こんな形にも変わるんです。

 

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 革が柔らかいことも手伝って、またもともとの構造からマチに余裕があります。これは非常にもったいないスペースです。

 リングに綴じるシステム手帳である以上、リングの限界を超えては綴じることができません。そのため、大概のカバーには余裕があると思います。そこに…

 

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 このようなサイズを合わせたノートを用意しまして…。ノートでなくとも、サイズさえ収まるならなんだっていいんですけれども、便箋とかミニ原稿用紙とか便利かもしれませんね。

 

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 表紙をカバーの内側ポケットに挟みます。

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 さらには横に便利な綴じ手帳を鎮座させます。スケジュールなんかはこちらで管理し、いつでも気軽に取り外すことができます。1年過ぎればもうオブジェみたいな扱いになるスケジュール情報なので、こちらはカバーではさむだけ。

 

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 裏表紙には使用頻度がそこまで高くない「アドレス帳」を差込みします。で、最後にこれらをしまったバインダーを閉じると…

 

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 いつもの私のシステム手帳になります。これで綴じ手帳1冊、ノート2冊を取り込んだことになります。

 友達との約束なんかを書き込むとき、いきなりドカンと手帳を出すのも気が引けるもの。自由に取り外しできるノートを備えたことになりますので、文字通り飛び道具的な扱いができるようになります。

 

 何も全てをリングに通す必要があるわけではありません。要は、システム手帳として一つのツールの中に納まってしまうならなんでもいいんです。

 そして取り込んだノートには、いろんなビジネス書でも参考にして方眼ノートでのグラフ、クロッキー用でのスケッチなど、小さな独立した運用をシステム手帳の中であてがえばいいのです。

 

 例えば、去年の場合ですと長期にわたるプロジェクトの会議でのメモ、アイデアの下書きなどを1冊にまとめて独立させていました。または読書の際にちょっと取り出すような読書ノートとしてもいいでしょう。使い方はノートとおんなじ。とにかく自由。

 

 あまり形にとらわれることなく、綴じタイプのものがいいならそれごと取り込んでしまいましょう。逆を言えば、何かを突っ込むつもりなら、カバー選びの際にこの余裕も見ておくべきでしょう。

 スケジュールリフィルも1年分となれば、マンスリーとウィークリーあわせてそれなりの量になります。これを全てまとまっている綴じ手帳を突っ込むことで、その分の絵リフィルをまるまると大事な情報の保管に充てることができるのです。

 

 システム手帳にもパソコンでいうところのメモリがあって、なかなか気づかれることのなかった領域に綴じ手帳という形で移してやることにより、もっとメモリを充分に使うことができるようになりました。

 

 このような突っ込むこと以外にもいろんな活用の方法がありますし、これからもどんどん生み出されていくことでしょう。まだまだ見つかっていない、大きな可能性。それが私たちを捉えてはなさない魅力の一端なのです。