.@salsa0941さんの「システム手帳ヘビーユーザーが使ってるバインダーまとめ」が伸びてるみたい。私も読みに行かないと! https://t.co/ujmcChNhVz
— togetter_jp (@togetter_jp) 2017年4月17日
ということで、Twitterの#シス手研のみなさまからツイートで紹介いただいたシステム手帳バインダーをTogetterでまとめました。
単なる紙の束をホチキスで留めるか、はたまた糸で綴じるか、そしてリングに綴じるかしたものに私たちは熱中しています。何にも面白いものではなく、単なる用紙の束を持ち歩きやすくしたものです。
それなのにこんなに魅力を感じ、使い方を追求するのはたぶん、頭からひねりでてくる思考やアイデア、表現(絵なり文なり)が面白いから。その頭の中を描き出すことで、何の変哲もない「紙」が自分だけのオリジナルへと生まれ変わるからでしょう。
中学生のときに初めて手帳を手渡されました。学生手帳という、欽定憲法みたいな学生の心得が理不尽に所せましと列記されたものでした。心なしかメモページもあったように思います。
当時大流行していたプリクラを貼り、発表される定期テストの範囲を書き写し、みんなそんな使い方をしていたように思います。そんな中、私は当時社会現象を巻き起こしていた『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレーのレアなクリアカードを定期入れの中身筒抜けな部分に装備していました。当時、厨ということばがまことしやかに使われていましたが、まだ厨二病という病は発見されていませんでした。
にも関わらず、すでに頭の中がエレクトリカルパレードの様相を呈して時代を先取りしていました。いくら先取りとはいえ負債の先取りに他ならず、いろんなものを犠牲にしてきた気がします。
いまでこそシステム手帳をゴリ押しして、そろそろ「会いに行ける手帳」をコンセプトに握手券商法とか見習おうかという段階にきているのですが、相変わらず手帳関係の雑誌では不利な立場のようです。
システム手帳は他の綴じ手帳に比べて財のサイクルが長い。他のだいたいの手帳は、1年が経過すると新たな需要を巻き起こせます。買い替える必要があるから、必ず1年に1回は大きな需要を起こせるのです。
けれど、システム手帳の場合はリフィルの需要です。バインダーは、そんなに何回もぽんぽん替えることはありません。そして最近は、リフィルを自作する人たちも多いのです。私はシステム手帳に効率や最適化を求めるタイプですので、既存のものを徹底的に便利に使い倒すというスタンスです。対して自作派の人たちは究極のカスタマイズと言っても過言ではない、自分だけの理想リフィルを制作します。
そうすると、なかなかシステム手帳というものの広告は難しくなります。そして、雑誌的にも、たとえ手帳特集の中であっても扱いにくいコンテンツと化していきます。その結果、宣伝しやすい綴じ手帳が普及し、システム手帳はより一層、隠れキリシタンの雰囲気を帯びてくるわけです。
でも実は覗いてみると、とっても個性的な使い方だったり、斬新なアイデアで運用していたりとその奥深い世界が楽しくなってきます。どれくらい楽しいかっていうと、大小含めて3冊システム手帳持ち歩いているのに、新たに購入の注文してしまったくらい。どうしよう。何に使えばいいんだ。
そんな病気な方もたくさんいるシス手研。カード決済もみんなで渡れば怖くない。インスタの方はリアル中心のアカウントなため私は少し控えていますが、他の方たちが運用してくれています。Twitterでもインスタでも、システム手帳に興味をもったらぜひのぞいてみてください。それでは!