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茶太『うたたね』

 ただでさえ日々、勤労に感謝させられながらコキ使われているというのに、なぜか罵られるという無料オプションが漏れなくついてきます。ここまでいくとドM仕様なのであり、ややMというマックのポテトのサイズ感な僕にとってはキャパオーバーです。

  どうしてこの生き物は、無意味に触れるものすべてを切り裂くんだろう。採用試験ってあったんだよな?そう思わずにはいられないミラクルな人物が、なぜかどういった職場にもいます。ちょっとした揚げ足とりで、まるで鬼の首をとったかのようなマウンティングなんて日常茶飯事です。もう激オコぷんぷん丸とかそういうレベルでない。

 できればそのような輩には、かたっぱしからチョコパフェを顔にお見舞いしたい。糖分で顔面や頭髪・頭皮がまみれたなら非常にやっかいだと思います。だから傷害罪とかになりかねません。容姿を損ねた!とか元からぺんぺん草も生えてなかったような人に訴えられれば、すかんぴんとしか形容しようのない預金状況になってしまうことも予想されます。だからそんなことはできません。

 

 だから僕らは、会社で受けるようなストレスをどこかに放流してあげないといけません。仏の顔も3度までといいますが、社会にでて3度ごとに憤怒になっていてははっきり言って身が持ちません。幾度となくストレスを受け、少しずつダムにたまっていく。それがやがて溢れて決壊しそうになる前に水門を開けて放流するのです。

 

 いろんなストレス発散方法があるかと思いますが、睡眠もその一つであることは有名です。やる気のあるときには邪魔だったりもしますが、辛い時にはありがたい機能。一度眠ると脳が再起動でもするかのように気分もリフレッシュされます。

 オイディプス王の神話は、エディプスコンプレックスの由来です。これは知らずのうちに父親を昇天させて母親と結婚するといったあらすじなのですが、男の子ってのはまず母親を独占している父親に対してコンプレックスを抱くのだとかどうだとか。そこはひとまず置いても、浮気、寝取られとか近親相姦が興奮するのには間違いなく背徳感が絡んでいます。

 その論理に従い、睡眠もまた背徳感があると興奮するというか効果が大きくなるわけです。一度起きてみる。もういくら急いでも間に合わない。ならば、さも早朝から準備していたけれども体調が何者かに阻害されて出勤が難しい状況を装うでしょう。屈伸して苦しそうな声がでる体勢を維持しながら、可及的速やかにお休みの連絡をする。そうしたら、仮病でずる休みをした、人に仕事をブン投げながら、といった背徳感でとても気持ちよく二度寝できるでしょう。

 とはいえ、それも何度もやり過ぎると社会的断頭台にあがってクビが飛翔していくかもしれません。だいたいの人は、胸いっぱいに不平不満を抱きながら出勤の途につきます。

 

 そんな生活の中で癒しになっているのが、茶太さんの『うたたね』という曲。

 優しいメロディに、透明感のある声が癒されることこの上ありません。黒髪赤めがねというのも非常によろしい。バスのなか、窓から差す陽にまどろみながらこの曲を聞いていると、とんでもなくリラックスできます。歌詞も控えめな前向きさで、素直な自分の、いまの自分のありのままを肯定してくれる優しい世界。もうそのまま会社を通過してバスに乗り続けたくなります。

 

 

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 歌や曲は気分をあげてくれます。だから癒してくれる曲もとうぜんあるわけで、右から左へ受け流したいとき。もうすべてがちいさいことだからどうでもいいやって思いたいときには、この曲を聞いてこの世から自分の存在を消したかのような状態になっています。

 

 僕たちは生きていくとき、何かしらの困難にぶち当たります。それは喜怒哀楽を伴い、一喜一憂し、そして日々を生きてく。その中でなにかしらの心のエネルギーを与えてくれるのは、本であったり楽曲であったり、ときにはエロであったり、いろんなものが溢れているのです。その一つ一つを大事にしていきたいと思います。

 

 だから、エンゲル係数とは関係ないけれど、可処分所得のうち卑猥動画購入費が占める割合が高くなっているのは仕方がないことだということを強く喚起して、本稿を閉じようと思います。